生産(生産技術)

漢方製剤の生産工程における生産設備や新技術の開発などを担当し、安定的な生産を継続するための技術開発に注力しています。

業務内容

生産技術に携わる業務としては、原料生薬の栽培・調達から、製造・出荷までの、医療用漢方製剤が出来上がるまでのすべての工程において、生産技術や生産設備の開発、改良や、新技術の開発導入などが挙げられます。高品質な医療用漢方製剤を安定的に患者さまに提供できるよう、新たな発想で開発を進め、日本や中国で今後想定される労働力不足の環境においても、安定的に生産が継続できるよう、特に自動化技術の開発に注力しています。

私たちが開発した設備で医療用漢方製剤が製造され、患者さまのお手元に届くことで、皆さまの健康に貢献できることがやりがいの一つです。

1日のスケジュール

  • 09:00

    出社

    1日のスケジュールとメールの確認を行います。設備設計を依頼しているメーカーからの質問事項の回答や、設備導入先の部署への確認事項や質問が主な内容です。

  • 10:00

    図面確認、構想設計

    設備メーカーから受け取った図面を確認します。当社から具体的な要求事項を提示するために、部品の図面を作成することもあります。また、設備の運用や設置レイアウトなど、将来構想を検討することもあります。

  • 11:00

    勉強会

    グループのメンバーで技術に関することから、医薬品製造のレギュレーションにいたるまで、各自でテーマを持ち寄り、勉強会を企画しています。各々の経験や実績も異なるので、新鮮な知識を共有することができ、業務の課題解決につながります。

  • 12:00

    昼食

  • 13:00

    プロト機の試運転、性能評価

    工場に導入する前に、研究所内でプロト機の試運転、性能評価を行います。工場での生産スピードや品質が維持できるよう運転条件を調整します。また、問題があれば部品の交換やプログラムの変更を行います。

  • 16:00

    ミーティング

    新規開発中の設備に関する仕様についてミーティングを行います。上司・先輩と意見交換を行い課題の共有を図ることで、より良い設備の開発を目指します。

  • 17:45

    退社

部門責任者からのメッセージ

求めるスキルについて

新技術の開発や導入には、技術的なスキルと推進力が必要です。社内的な要求仕様の取りまとめから、開発メーカーさまへの説明、設計確認などに加え、出来上がったものの評価などを行うため、業務を前向きに推進できる人財が必要です。技術的には、物事を新たな視点でとらえ、新しい発想で取り組むことに興味があり、その内容を伝えるスキル(CAD活用等)があれば、活かせる業務の幅が広がります。また、過去にロボットやAI活用の経験がある人はその経験を活かして当部門での活躍が期待できます。

キャリアプランについて

現在、最新鋭の設備やシステムを導入した新製造工場の建設に取り組んでおり、自身の開発した設備やシステムが、今後30年以上先までの医療用漢方製剤の製造に貢献できます。生産技術に関する業務の経験を活かし、マネジメント業務に進む選択肢の他、開発した新技術を、国内の拠点だけでなく海外の新拠点へ展開していく業務に携わることも想定されます。

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インタビュー

INTERVIEW #04

伝統的な漢方を届けるため、革新的な機械の開発が必要だ。

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