これまでの取り組み
古くから受け継がれた「養生」の考え方を現代の科学とエビデンスを通じて再解釈し、
企業における新しい健康経営のかたちとして実践していくことを目指し、さまざまな取り組みを行ってまいりました。
養生訓の文献レビュー
多くの日本人に大切にされてきた『養生訓』の内容について、現在のエビデンスと照らし合わせた上で、それらが科学的根拠に基づいているのか、また、根拠に基づいているものはどの程度あるのかについて明らかにするために、文献レビューを実施いたしました。養生訓に記載されている内容(項目)を、健康経営に沿った分野をベースに分類し、それぞれの分野の項目が、現代の内容や効果的な取り組みに関するエビデンスに合致しているか否かについて、精査いたしました。 内容(項目):総論、食、身体活動、睡眠、心がけ、風呂・温める、その他
養生講演会
2025年4月11日に、社員一人ひとりが養生を実践する意義や、ツムラ流健康経営との関係性について理解を深めることを目的に開催いたしました。講師の林英恵先生には、WHOの健康定義や研究成果を踏まえ、健康は個人の生活習慣のみならず、職場環境や人とのつながりなどの社会的要因が大きく影響することを解説していただきました。
ツムラ流健康経営ベースライン調査
株式会社ツムラの国内在住役職員を対象に、全社の健康状態を包括的に把握し、健康課題に対する必要な支援へ繋げることを目的に調査を実施いたしました。 回答数:約2,500名
協働
上記の取り組みに関しては、Down to Earth株式会社代表取締役の林 英恵先生方と連携しながら、
さまざまなプロジェクトを進めております。
林 英恵(はやし・はなえ)様
Down to Earth株式会社代表取締役・公衆衛生学者
慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート特任准教授
専門は行動科学、ヘルスコミュニケーション、社会疫学。「一人でも多くの人が幸せに寿命を全うできる社会を作る」という使命のもと、多くの国で健康づくりに関わられました。人々が健康法を知っていても、習慣づける方法を知らないことに気づき、そのご経験から、健康習慣を身につけるための科学的なアプローチを日本人向けにまとめた著書『健康になる技術 大全』を執筆。ポッドキャスト番組「はな博士の体調最高ラジオ」はアップル社のベストポッドキャストアワード2025に選出。
略歴
- 2004年
- 早稲田大学社会科学部卒業。
- 2006年
- ボストン大学教育大学院修士課程修了。
- 2012年
- ハーバード大学公衆衛生大学院修士課程終了。
- 2016年
- 同大学院社会行動科学部にて博士号取得。
(Doctor of Science:科学博士・同学部の博士号取得は日本人女性初) - 2020年
- Down to Earth株式会社を設立。現在は国際機関や自治体、企業に対して健康に関する戦略やコンサルティングを行う。
- 2025年
- 在宅医療の研究・診療事業を行うための一般社団法人Down to Earth BEYOND HEALTH INSTITUTEを医療過疎地域である千葉県香取市に設立。