社外取締役メッセージ

指名・報酬諮問委員会での議論

  • 社外取締役
    指名・報酬諮問委員会 委員長
    社外取締役会議 議長

    三宅 博

    当社の指名・報酬諮問委員会では、取締役・経営陣の選任と、報酬にかかる手続きの客観性・透明性を確保するため、広い視点からの議論・検討がなされています。年に8回の開催時はもちろん、幹部育成プログラムによる成果、ツムラアカデミー発表会での発言、取締役会での執行報告などから、各候補者の資質・能力の把握に努めています。

    これらの活動を通じて、メンバーが各自の知見に基づいた評価をし、議論を深めています。なお、委員会の最重要テーマは、サクセッションプランだと考えています。実効性の高い企業統治は、後継者候補の育成が順調に進捗していることが前提になるからです。
    また、中国事業が本格化する中で、中核人材の多様性確保も急務だと認識しています。

社外取締役会議の議論

  • 社外取締役

    岡田 正

    ツムラの社外取締役会議は、常勤体制ではない我々が事業への理解を深め、取締役会での意思決定の質を高めることに役立っていると、常々実感しています。また、経営会議での付議事項が我々に報告される体制や、現場責任者から重要案件の報告を直接受ける仕組みなどは、ガバナンスの観点でも有効だと評価しています。

    2022年度は、中国事業の大型投資案件やM&Aの討議を重点的に実施しました。これらの案件には機動的な意思決定が求められ、判断の質を高める必要があったからです。事業計画の個々の中身については、社外取締役会での議論を踏まえた問題提起を取締役会で行っており、執行側の経営会議においても、より活発に討議されていると伺っています。

新任社外取締役メッセージ

  • 社外取締役

    柳 良平

    私の役割は、ESGと企業価値をつなぐ「柳モデル」「インパクト会計」を提唱する大学教授としての研究活動、ヘルスケア・セクターでCFOを担った経験、海外投資家へのアドバイザー業務での知見などを活かし、ツムラの持続的かつ長期的な企業価値の向上に、独立した取締役として貢献することだと認識しています。
    とりわけPBR向上を企図したバランスシートマネジメントとエクイティスプレッド、中長期的な視点に基づく成長投資、ESGと企業価値の関連性などについて、助言と監督を行うことに注力したいと考えています。

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