株式会社ツムラ(本社:東京、社長:風間八左衛門)茨城工場では、5月28日、環境マネジメント システムの国際規格である「ISO14001」の認証を取得しました。
茨城工場では、ツムラ環境基本理念に基づき「医療用漢方製剤・新薬の生産拠点として、かけがえ のない地球を守ることが重要な課題であるという認識にたち、事業活動のすべての面で地球環境の 保全に配慮し行動する」という環境方針を設定し、昨年5月からISO14001の認証取得へ向 け準備を重ね、この度、認証機関の日本化学キューエイ株式会社(JCQA)の審査を経て、認証 を取得しました。
なお、認証の取得は、茨城工場での医薬品の製造業務の環境保全活動を対象としました。
茨城工場では、従来から環境保全活動を展開しており、平成12年6月に茨城県より「地球にやさ しい企業 省エネルギー部門」において表彰を受けました。また、産業廃棄物の再利用率はすでに 98.9%と高水準に達しています。
今回のISO14001環境マネジメントシステムの導入により、省エネルギー活動にとどまらず、 環境マネジメント全般へと活動を広げ、より高度に環境適応した工場を目指していきます。
なお、当社におけるもう一つの生産工場である静岡工場は、本年3月にISO14001の認証を 取得しています。
【茨城工場概要】
所在地 茨城県稲敷郡阿見町吉原3586
工場長 島田正喜
敷地面積 178,345m2
主な生産品目 医療用漢方製剤、新薬
【環境との調和を考えた当社製品】
平成7年 漢方製剤の製造工程から生まれる生薬残渣を用いた100%有機成分の特殊肥料
「ツムランド」、土壌環境を整える生薬を調合した土壌改善剤「自然倶楽部」を発売
平成11年 入浴剤バスクリンの容器を紙主体とした「環境にやさしいパッケージ」に変更