株式会社ツムラ(本社:東京、社長:芳井順一)では、このたびツムラ漢方記念館が、財団法人日本産業デザイン振興会が主催する2008年度グッドデザイン賞(分類:公共施設・建物)を受賞しました。
ツムラ漢方記念館は、創業115周年メモリアル事業のひとつとして、2008年4月に全面リニューアルオープンしました。漢方・生薬に特化した、世界で唯一の記念館として、より多くのステークホルダーの皆様に『漢方』のことを分かりやすく、親しみやすくお伝えできるコミュニケーションの場となることを目指しており、漢方の歴史、生薬の標本、最新の研究発表等の展示によって、漢方に関する情報を発信しています。今回の審査における評価コメントは以下のとおりです。
なお、当社にとっては、今回が初めてのグッドデザイン賞受賞となります。


【審査員の評価コメント】 「ツムラ」ならではの企業文化空間である。この空間の役割としては、ツムラという一企業の文化空間というより、現代社会の最大のテーマである「健康」を、現代医学だけではなく東洋医学の双方から学ぶ・知る・楽しむ装置として構成されていることであろう。その意味で広く一般にも必要とされ理解される企業文化空間である |
当社は、これからもツムラ漢方記念館の充実に努め、漢方に関する正しい情報・最新の知見を、広く社会へ提供する活動を継続的に実施してまいります。
グッドデザイン賞の概略
グッドデザイン賞は、1957年に通商産業省が設立した「グッドデザイン商品選定制度」を継承し、1998年に財団法人日本産業デザイン振興会がスタートさせた日本で唯一の総合的デザイン評価・推奨制度です。受賞者が利用できる「Gマーク」は、広く一般の方にも知られています。
なお、本年度は3,023件の審査対象に対して一次・二次審査を実施した結果、1,067件がグッドデザイン賞を受賞しました。
ツムラ漢方記念館の概略
- 所在地
- 茨城県稲敷郡阿見町吉原3586
- 開館時間
- 10時~17時(入館は16時まで)
- お問合せ
- TEL.029-889-2167 (漢方記念館直通)
※見学の際は事前にご予約ください。
