環境(E)
環境マネジメント
ISO14001認証取得状況
本社を統括拠点としたマルチサイト認証を取得しています
(2021年9月末現在)
社名 | 認証範囲(組織名) | マルチサイト 認証取得・移行日 |
サイト単独 認証取得日 |
取得率 |
---|---|---|---|---|
株式会社ツムラ | 生産本部 生産企画部 生産管理課 | 2019年1月26日 | 2019年1月26日 | ツムラ国内医薬品製造工場3拠点 (静岡工場、茨城工場、石岡センター) の取得率100% |
静岡工場 | 2001年3月26日 | |||
茨城工場 | 2001年5月28日 | |||
石岡センター | 2015年7月13日 |
基礎情報
本ESGデータ集について
ツムラは2018年より「統合報告書Integrated Report」を発行し、中長期的視点で当社の企業価値向上の取り組みをご理解いただくことをめざしています。
本ESGデータ集は、「統合報告書Integrated Report」を補完するもので、中期経営計画に沿って、サステナブルな社会実現に貢献すべく、さまざまな取り組みを、詳細なパフォーマンスデータとともに掲載しています。
今後もマルチステークホルダーの皆様との対話の中で頂戴した貴重なご意見・情報に基づき、有益で質の高いデータ集をめざしていきます。
報告対象組織
ツムラ単体 | 日本 | 本社、支店営業所、静岡工場、茨城工場、研究地区、石岡センター |
グループ会社 | 日本 |
株式会社ロジテムツムラ 株式会社夕張ツムラ |
中国 |
上海津村製薬有限公司 深圳津村薬業有限公司 |
|
ラオス | LAO TSUMURA CO.,LTD. |
報告対象期間
2020年4月1日~2021年3月31日 | ツムラ単体、国内グループ会社 |
2020年1月1日~2020年12月31日 | 中国、ラオスグループ会社 |
参考にした主なガイドライン
- 環境省「環境報告ガイドライン」(2018年版)
- 環境省「温室効果ガス排出量算定・報告マニュアル(Ver4.7) 」
- 環境省・経済産業省「サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース(Ver.3.1)」
- 経済産業省・国土交通省「ロジスティクス分野における CO2 排出量算定方法 共同ガイドラインVer.3.1」(2016年版)
第三者検証
2009年度から継続して認証機関による第三者検証を毎年受けています。
検証を行ったデータには★を付記しています。
●2020年度は検証範囲を例年から変更し、以下の通りとすることを検証機関に依頼しました。
ツムラ本社および株式会社ロジテムツムラ(国内グループ会社)の検証はトンキロ(製品・原料等貨物輸送)に係るCO2排出量のみとしました。なおツムラ本社は、集計システムの合理性、妥当性についても、検証範囲としています。
支店営業所は検証対象外としました。
理由:上記変更拠点は過去実績から全社集計数値に占めるインパクトが軽微であると判断したほか、COVID-19感染拡大の相互リスクも考慮したため。
報告データ数値について
各項目のデータ数値は、単位未満を四捨五入しているため、内訳の計と合計が一致しない場合があります。
環境に関する規制遵守の状況
- 2020年度は規制当局からの指導、勧告、命令、処分を伴う環境関連法規制などの違反はありませんでした。
- 国内外の事業所において環境に関する法規制を遵守しています。
エネルギーや物質の流れ
INPUT(単位)
エネルギー ★
購入電力 | 84,254 | 千kWh |
ガソリン | 724 | k l |
灯油 | 187 | k l |
軽油 | 273 | k l |
A重油 | 19 | k l |
C重油 | 270 | k l |
液化石油ガス (LPG) |
13 | t |
都市ガス | 14,871 | 千Nm3 |
蒸気 | 129,284 | GJ |
化学物質(PRTR制度届出対象物質)
アセトニトリル | 4.2 | t |
塩化第二鉄 | 233.7 | t |
水資源 ★
上水 | 118,222 | t |
工業用水 | 378,708 | t |
地下水 | 1,209,616 | t |
原料
生薬 | 14,170 | t |
その他の医薬品 | 6,448 | t |
容器包装資材
紙 | 2,300 | t |
プラスチック | 3,037 | t |
アルミニウム※1 | 737 | t |
ガラス | 0 | t |
ダンボール | 1,811 | t |
物流用燃料※2 ★
軽油 | 942 | kl |
OUTPUT(単位)
生産量
医薬品エキス顆粒生産量 | 11,292 | t |
大気排出
温室効果ガス※3 ★ | 96,487 | t-CO2 |
NOX | 30.22 | t |
SOX | 0.00 | t |
水域排出
総排水量 ★ | 1,483,097 | t |
BOD | 9.98 | t |
COD | 37.81 | t |
廃棄物 ★
総排出量 | 31,669 | t |
●一般廃棄物排出量 | 473 | t |
●産業廃棄物排出量 | 31,197 | t |
最終処分量 | 63 | t |
物流からの排出※2
CO2 ★ | 2,434 | t-CO2 |
NOX | 17 | t |
3R
廃棄物の再資源化率 ★ | 99.0 | % |
水の再利用率※4 | 62.9 | % |
1 医薬品のフィルムに含まれるアルミ箔の重量です。
2 ロジテムツムラほか外部委託先における物流用燃料および物流からの排出は省エネ法の改良トンキロ法で算出し、その結果を軽油の量に換算しています。
中国国内および中国から日本への輸送分は含みません。
3 温室効果ガス:
中国の電力・蒸気排出係数は当局で公表されている排出係数を使いました。
ラオスの電力排出係数は水力発電を利用しているため参照していません。(係数0)
日本・中国温室効果ガス排出量データの算定精緻化による修正をしています。
4 静岡・茨城両工場、上海津村において水使用全体の中で再利用している水量が占める割合(3サイト平均)です。
地球温暖化防止
気候変動によるリスクとツムラの取り組み
気候の変化は、原料生薬の生育条件・収量の変化、生薬価格の高騰、高温多湿化などによる原料生薬や医療用漢方製剤の品質への影響など、 原料生薬栽培から調達までのサプライチェーン全体に影響を与えます。
ツムラグループでは自社管理圃場の拡大、生薬栽培技術の普及といったサプライチェーンを通じた適応の取り組みに加えて、 エネルギー効率の高い技術・設備の導入といった省エネ・省資源対策を実施することで気候変動リスクの緩和に取り組んでいます。
温室効果ガス(GHG)排出量と原単位
地域 | 単位 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
日本 | t-CO2 | 62,566 | 60,372 | 59,353 | 61,925 | ※62,978 | ★ |
中国 | t-CO2 | 24,687 | 25,888 | 27,743 | ※33,398 | ※32,493 | ★ |
ラオス | t-CO2 | 249 | 1,147 | 965 | 1,097 | 1,016 | ★ |
合計 | t-CO2 | 87,502 | 87,407 | 88,062 | ※96,420 | ※96,487 | ★ |
顆粒生産量原単位 | t-CO2/t | 8.94 | 8.51 | 8.14 | ※8.93 | 8.54 | |
顆粒生産量 | t | 9,789 | 10,275 | 10,824 | 10,800 | 11,292 | |
売上高 | 百万円 | 114,954 | 117,879 | 120,906 | 123,248 | 130,883 |
掲載対象:スコープ1およびスコープ2のみとなります。
2020年度の日本・中国温室効果ガス排出量データの算定精緻化による修正をしています。
2019年度の中国・温室効果ガス排出量データ(合計・顆粒生産量原単位含む)は上海津村の電力および蒸気排出係数の変更に合わせて修正しています。

スコープ1、2、3 GHG排出量の推移★(t-CO2)
2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | |
---|---|---|---|---|---|
スコープ1 | 34,593 | 34,176 | 32,061 | ※36,441 | ※37,637 |
スコープ2 | 52,906 | 53,228 | 56,195 | ※59,977 | ※58,850 |
スコープ3 | 2,074 | 2,741 | 2,276 | 2,260 | 2,434 |
2020年度のスコープ2GHG排出量データの算定精緻化による修正をしています。
2019年度および2020年度のスコープ1GHG排出量データに代替フロン類排出量を追加算しています。
2019年度のスコープ2GHG排出量データは中国・上海津村の電力および蒸気排出係数の変更に合わせて修正しています。
スコープ区分の内訳
各スコープで把握対象は以下のとおりです。
スコープ3は15のカテゴリのうち把握しているのは2つのみです。今後、把握の拡大を図っていきます。
区分 | カテゴリ | 算定活動対象項目 |
---|---|---|
スコープ1 | 企業活動による直接排出 | ツムラグループ事業所における以下の使用量 ・都市ガス ・LPG ・A重油 ・C重油 ・灯油 ・軽油 ・社有車の燃料使用量 ・代替フロン類排出量 |
スコープ2 | 企業活動による間接排出 (エネルギー起源) |
外部から供給された以下の使用量 ・電力使用量 ・熱(蒸気)使用量 |
スコープ3 | カテゴリー4 輸送・配送(上流) |
日本国内の以下の物流 ・生薬原料 ・中間製品 ・製品輸送 |
カテゴリー5 事業活動で発生する廃棄物 |
・産業廃棄物 ・一般廃棄物の輸送 ※有価物を除く |
スコープカテゴリの割合

事業所別 温室効果ガス排出量の推移★(t-CO2)
事業所名 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 |
---|---|---|---|---|---|
本社 | 476 | 494 | 477 | 466 | 320 |
静岡工場 | 22,822 | 21,145 | 19,371 | 19,095 | 18,794 |
茨城工場 | 27,679 | 26,319 | 27,729 | 31,571 | 33,487 |
研究地区 | 3,830 | 3,930 | 3,801 | 3,556 | 3,539 |
石岡センター | 3,051 | 2,874 | 2,817 | 2,524 | 2,831 |
支店・営業所 | 2,780 | 2,909 | 2,835 | 2,602 | 1,900 |
ツムラ単体合計 | 60,638 | 57,671 | 57,030 | 59,814 | ※60,872 |
ロジテムツムラ | 1,172 | 1,322 | 1,189 | 1,056 | 986 |
夕張ツムラ | 757 | 1,379 | 1,134 | 1,055 | 1,120 |
深圳津村 | 5,648 | 5,574 | 5,504 | 6,536 | 6,359 |
上海津村 | 19,039 | 20,314 | 22,239 | ※26,862 | 26,134 |
ラオツムラ | 249 | 1,147 | 965 | 1,097 | 1,016 |
総合計 | 87,502 | 87,407 | 88,062 | ※96,420 | ※96,487 |
掲載対象:スコープ1およびスコープ2のみとなります。
「地球温暖化対策の推進に関する法律(温対法)」の「温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度」算定マニュアルに基づいて算出しています。
購入電力由来の排出量は、環境省の公表する各電力会社提供の排出係数を使用しています。
深圳津村の電力排出係数は、深圳市の排出量取引で深圳津村が届出を行った際の排出係数を使用しています。
2020年度のツムラ単体および総合計GHG排出量データの算定精緻化による修正をしています。
2019年度以降の上海津村・電力排出係数は、上海市公表、最新版電力排出係数に変更しました。
(2019年度の温室効果ガス排出量データは当該係数の変更に合わせて修正しています)
2019年度以降の上海津村・蒸気排出係数は、上海市が2019年に公表した排出係数に変更しました。
(2019年度の温室効果ガス排出量データは当該係数の変更に合わせて修正しています)
エネルギー使用量
エネルギー使用量と原単位
地域 | 単位 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
日本 | TJ | 1,229 | 1,188 | 1,180 | 1,239 | 1,293 | ★ |
中国 | TJ | 344 | 361 | 388 | 375 | 368 | ★ |
ラオス | TJ | 6 | 19 | 17 | 21 | 19 | ★ |
合計 | TJ | 1,580 | 1,568 | 1,586 | 1,635 | 1,680 | ★ |
顆粒生産量原単位 | TJ/t | 0.16 | 0.15 | 0.15 | 0.15 | 0.15 | |
顆粒生産量 | t | 9,789 | 10,275 | 10,824 | 10,800 | 11,292 | |
売上高 | 百万円 | 114,954 | 117,879 | 120,906 | 123,248 | 130,883 |

種類別エネルギー使用量★ (GJ)
エネルギー種別 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 |
---|---|---|---|---|---|
購入電力 | 791,036 | 791,389 | 835,548 | 795,897 | 823,763 |
外部から供給された蒸気 | 124,983 | 128,799 | 144,603 | 140,915 | 131,870 |
都市ガス | 611,621 | 574,244 | 538,511 | 633,497 | 669,179 |
LPG | 754 | 668 | 701 | 736 | 668 |
A重油 | 485 | 2,502 | 610 | 790 | 735 |
C重油 | 2,263 | 13,701 | 11,229 | 12,340 | 11,313 |
ガソリン | 35,462 | 37,912 | 37,540 | 34,723 | 25,037 |
軽油 | 8,562 | 9,772 | 10,709 | 10,447 | 10,304 |
灯油 | 4,924 | 9,138 | 6,120 | 5,579 | 6,861 |
総合計 | 1,580,089 | 1,568,124 | 1,585,572 | 1,634,923 | 1,679,730 |
事業所別エネルギー使用量★ (GJ)
事業所名 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 |
---|---|---|---|---|---|
本社 | 8,883 | 9,421 | 9,303 | 9,207 | 6,596 |
静岡工場 | 452,283 | 419,554 | 387,755 | 387,821 | 402,743 |
茨城工場 | 546,110 | 526,587 | 561,217 | 635,132 | 678,255 |
研究地区 | 75,920 | 79,775 | 78,354 | 74,298 | 75,408 |
石岡センター | 62,944 | 58,835 | 59,102 | 53,809 | 62,179 |
支店・営業所 | 43,388 | 45,702 | 44,853 | 41,834 | 31,339 |
ツムラ単体合計 | 1,189,528 | 1,139,874 | 1,140,585 | 1,202,101 | 1,256,520 |
ロジテムツムラ | 23,490 | 24,158 | 21,673 | 19,402 | 18,870 |
夕張ツムラ | 16,223 | 23,999 | 17,889 | 17,509 | 17,984 |
深圳津村 | 71,581 | 70,636 | 69,823 | 68,844 | 66,975 |
上海津村 | 272,845 | 289,957 | 318,343 | 306,223 | 300,687 |
ラオツムラ | 6,406 | 19,482 | 17,223 | 20,747 | 18,694 |
総合計 | 1,580,073 | 1,568,105 | 1,585,536 | 1,634,827 | 1,679,729 |
省エネルギー法にもとづき、購入電力は生産拠点のみ昼夜別の係数(昼9.97MJ/kwh、夜9.28MJ/kwh)を使用しています。
深圳津村、上海津村の購入電力係数は9.96MJ/kwhを使用しています。
「昼夜不明」の発熱量換算係数は、省エネ法施⾏規則ではなく、電気事業連合会公表資料(および東京都の排出量取引制度における算定ガイドライン)に基づく値を使⽤しています。⽇本国以外の事業所も準じます。
都市ガスの発熱量換算係数は各供給会社の係数を使用しています。
本社ビルの電力はビル占有部分のみ、都市ガスの使用はありません。
省エネ法施行規則の係数を使用しています。
水資源の保護
水リスクとツムラの取り組み
水資源の変化は、原料生薬の生育条件・収量の変化、生薬価格の高騰、原料生薬や医療用漢方製剤の品質への影響など、 原料生薬栽培から調達までのサプライチェーン全体に影響を与えます。
また、医療用漢方製剤の製造工程では、大量の水資源を必要とします。国内の生産拠点では、主に地下水を取水していますが、 水資源の変化は、製剤の安定した供給に影響を与えます。
ツムラグループでは漢方バリューチェーンの強化により水資源リスクの緩和をめざしています。
水使用量(取水量)と原単位
地域 | 単位 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
日本 | t | 1,136,733 | 1,121,091 | 1,148,888 | 1,317,830 | 1,308,907 | ★ |
中国 | t | 410,114 | 419,125 | 413,294 | ※385,262 | 378,708 | ★ |
ラオス | t | 0 | 0 | 8,878 | 15,569 | 18,930 | ★ |
合計 | t | 1,546,847 | 1,540,216 | 1,571,060 | ※1,718,661 | 1,706,545 | ★ |
顆粒生産量原単位 | t/t | 158.02 | 149.90 | 145.14 | ※159.14 | 151.13 | |
顆粒生産量 | t | 9,789 | 10,275 | 10,824 | 10,800 | 11,292 | |
売上高 | 百万円 | 114,954 | 117,879 | 120,906 | 123,248 | 130,883 |
ラオスは2018年から取水量の集計を開始しました。
深圳津村の実績数値修正反映(2019データ)

排水量(t) ★
地域 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 |
---|---|---|---|---|---|
日本 | 945,093 | 882,084 | 945,472 | 1,114,927 | 1,111,786 |
中国 | 393,751 | 405,486 | 414,182 | 386,306 | 352,381 |
ラオス | 0 | 0 | 8,878 | 15,569 | 18,930 |
合計 | 1,338,844 | 1,287,570 | 1,368,532 | 11,516,802 | 1,483,097 |

水の再利用率
静岡・茨城両工場、上海津村では漢方エキス抽出液の濃縮工程において冷却水を回収し再利用するなど水資源の有効活用に取り組んでいます。
事業所名 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 |
---|---|---|---|---|---|
静岡工場 | 52.8% | 56.1% | 56.7% | 56.4% | 57.7% |
茨城工場 | 55.6% | 56.0% | 55.4% | 53.2% | 54.9% |
上海ツムラ | 53.3% | 58.6% | 59.5% | 63.6% | 78.6% |
事業所別 取水先別 水使用量(取水量)(t) ★
事業所名 | 取水先 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 |
---|---|---|---|---|---|---|
本社 | 上水 | 2,994 | 2,778 | 3,018 | 3,203 | 1,050 |
工業用水 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
地下水 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
静岡工場 | 上水 | 12,397 | 9,558 | 8,754 | 8,300 | 9,939 |
工業用水 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
地下水 | 476,377 | 450,334 | 459,251 | 461,424 | 439,177 | |
茨城工場 | 上水 | 12,756 | 11,950 | 38,205 | 62,173 | 75,436 |
工業用水 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
地下水 | 602,200 | 616,455 | 611,047 | 754,374 | 751,509 | |
研究地区 | 上水 | 19,842 | 20,095 | 19,579 | 18,993 | 19,941 |
工業用水 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
地下水 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
石岡センター | 上水 | 6,787 | 6,511 | 6,057 | 6,197 | 8,943 |
工業用水 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
地下水 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
支店・営業所 | 上水 | - | - | - | - | - |
工業用水 | - | - | - | - | - | |
地下水 | - | - | - | - | - | |
ロジテムツムラ | 上水 | 2,612 | 2,338 | 2,102 | 1,972 | 1,781 |
工業用水 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
地下水 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
夕張ツムラ | 上水 | 768 | 1,072 | 875 | 1,196 | 1,132 |
工業用水 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
地下水 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
国内合計 | 上水 | 58,156 | 54,301 | 78,590 | 102,033 | 118,222 |
工業用水 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
地下水 | 1,078,577 | 1,066,790 | 1,070,298 | 1,215,798 | 1,190,686 | |
深圳津村 | 上水 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
工業用水 | 26,805 | 21,925 | 26,008 | ※22,948 | 20,123 | |
地下水 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
上海津村 | 上水 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
工業用水 | 383,310 | 397,200 | 387,286 | 362,314 | 358,585 | |
地下水 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
中国合計 | 上水 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
工業用水 | 410,114 | 419,125 | 413,294 | ※385,262 | 378,708 | |
地下水 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
ラオツムラ | 上水 | - | - | - | - | - |
工業用水 | - | - | - | - | - | |
地下水 | - | - | 8,878 | 15,569 | 18,930 | |
総合計 | 上水 | 58,156 | 54,301 | 78,590 | 102,033 | 118,222 |
工業用水 | 410,114 | 419,125 | 413,294 | ※385,262 | 378,708 | |
地下水 | 1,078,577 | 1,066,790 | 1,079,176 | 1,231,367 | 1,209,616 |
深圳津村の実績数値修正反映(2019データ)
水質汚濁物質排出量 (t)
生産拠点では、水質汚濁の防止のために、国内および現地の関連法規制を遵守するだけでなく、厳しい自主基準値を設定し管理を行っています。
事業所 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | |
---|---|---|---|---|---|---|
静岡工場 | BOD | 0.90 | 1.69 | 0.82 | 1.28 | 0.72 |
COD | 3.56 | 2.49 | 1.93 | 1.76 | 1.89 | |
SS | 2.31 | 2.85 | 3.52 | 3.34 | 2.32 | |
窒素 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | |
リン | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | |
茨城工場 (研究地区含む) |
BOD | 0.42 | 0.39 | 0.68 | 0.63 | 0.69 |
COD | 2.98 | 2.68 | 3.13 | 3.73 | 3.64 | |
SS | 0.62 | 0.49 | 0.51 | 0.68 | 0.73 | |
窒素 | 0.68 | 0.93 | 0.90 | 1.26 | 0.92 | |
リン | 0.04 | 0.03 | 0.03 | 0.11 | 0.10 | |
上海津村 | BOD | 13.25 | 13.25 | 18.92 | 23.82 | 8.51 |
COD | 32.16 | 31.72 | 47.43 | 56.75 | 32.16 | |
SS | 15.25 | 19.70 | 27.00 | 31.41 | 6.97 | |
窒素 | 0.21 | 0.36 | 0.55 | 0.88 | 0.38 | |
リン | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | |
深圳津村 | BOD | 0.07 | 0.06 | 0.05 | 0.03 | 0.06 |
COD | 0.32 | 0.19 | 0.24 | 0.14 | 0.12 | |
SS | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | |
窒素 | 0.01 | 0.01 | 0.01 | 0.01 | 0.01 | |
リン | 0.01 | 0.01 | 0.01 | 0.01 | 0.01 | |
合計 | BOD | 14.64 | 15.39 | 20.47 | 25.76 | 9.98 |
COD | 39.03 | 37.09 | 52.73 | 62.37 | 37.81 | |
SS | 18.18 | 23.04 | 31.03 | 35.43 | 10.02 | |
窒素 | 0.90 | 1.30 | 1.46 | 2.14 | 1.31 | |
リン | 0.04 | 0.03 | 0.03 | 0.12 | 0.11 |
廃棄物の削減と再資源化
ツムラの取り組み
廃棄物発生量の増加を抑制するために、リデュースやリユースを積極的に行い、廃棄物絶対量の削減に取り組んでいます。
ツムラグループで発生する産業廃棄物のうちほとんどは、漢方製剤のエキス製造過程で抽出した残りカスである生薬残さです。
生薬残さを廃棄物ではなく有用な資源として取引することで、廃棄物の大幅な削減につながっています。
また排出される廃棄物については、再資源化するなど資源循環の仕組み作りを進めています。
廃棄物排出量と原単位
地域 | 単位 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
日本 | t | 17,205 | 13,993 | 11,545 | 20,732 | 20,478 | ★ |
中国 | t | 7,945 | 10,214 | 11,291 | 11,938 | 11,191 | ★ |
合計 | t | 25,151 | 24,208 | 22,836 | 32,669 | 31,669 | ★ |
顆粒生産量原単位 | t/t | 2.57 | 2.36 | 2.11 | 3.03 | 2.80 | |
顆粒生産量 | t | 9,789 | 10,275 | 10,824 | 10,800 | 11,292 | |
売上高 | 百万円 | 114,954 | 117,879 | 120,906 | 123,248 | 130,883 |
2020年度 産業廃棄物の内訳 ★

事業所別廃棄物総排出量・最終処分量(t)・ 再資源化率 ★
事業所名 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | |
---|---|---|---|---|---|---|
本社 | 廃棄物総排出量 | 35 | 31 | 59 | 57 | 45 |
最終処分量 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
再資源化率 | 100.0% | 100.0% | 100.0% | 100.0% | 100.0% | |
静岡工場 | 廃棄物総排出量 | 8,482 | 7,654 | 6,259 | 7,659 | 6,675 |
最終処分量 | 1 | 1 | 1 | 1 | 3 | |
再資源化率 | 99.9% | 99.9% | 99.8% | 99.9% | 99.8% | |
茨城工場 | 廃棄物総排出量 | 8,104 | 5,514 | 4,655 | 12,421 | 13,116 |
最終処分量 | 1 | 2 | 1 | 2 | 1 | |
再資源化率 | 99.8% | 99.7% | 99.7% | 99.9% | 99.9% | |
研究地区 | 廃棄物総排出量 | 161 | 147 | 184 | 151 | 156 |
最終処分量 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | |
再資源化率 | 97.8% | 96.3% | 96.8% | 97.5% | 98.0% | |
石岡センター | 廃棄物総排出量 | 259 | 199 | 152 | 216 | 236 |
最終処分量 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
再資源化率 | 100.0% | 100.0% | 100.0% | 100.0% | 100.0% | |
支店・営業所 | 廃棄物総排出量 | 4 | 7 | 10 | 8 | 8 |
最終処分量 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
再資源化率 | 100.0% | 100.0% | 100.0% | 99.8% | 99.4% | |
ツムラ単体合計 | 廃棄物総排出量 | 17,045 | 13,552 | 11,319 | 20,513 | 20,236 |
最終処分量 | 2 | 3 | 2 | 2 | 5 | |
再資源化率 | 99.8% | 99.8% | 99.7% | 99.9% | 99.9% | |
ロジテムツムラ | 廃棄物総排出量 | 16 | 31 | 35 | 20 | 19 |
最終処分量 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | |
再資源化率 | 68.8% | 87.2% | 99.6% | 98.7% | 98.6% | |
夕張ツムラ | 廃棄物総排出量 | 144 | 410 | 191 | 199 | 223 |
最終処分量 | 6 | 3 | 3 | 4 | 9 | |
再資源化率 | 85.0% | 99.4% | 98.5% | 95.3% | 93.0% | |
深圳津村 | 廃棄物総排出量 | 414 | 338 | 560 | 1,414 | 317 |
最終処分量 | 30 | 28 | 28 | 29 | 29 | |
再資源化率 | 63.4% | 58.7% | 75.3% | 89.6% | 54.4% | |
上海津村 | 廃棄物総排出量 | 7,532 | 9,877 | 10,731 | 10,524 | 10,874 |
最終処分量 | 1 | 1 | 1 | 9 | 20 | |
再資源化率 | 100.0% | 100.0% | 100.0% | 99.9% | 99.9% | |
ラオツムラ | 廃棄物総排出量 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
最終処分量 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
再資源化率 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0.0% | |
総合計 | 廃棄物総排出量 | 25,151 | 24,208 | 22,836 | 32,669 | 31,669 |
最終処分量 | 40 | 35 | 34 | 45 | 63 | |
再資源化率 | 99.2% | 99.3% | 99.2% | 99.4% | 99.0% |
廃棄物には産業廃棄物(特別管理産業廃棄物を含む)のほか、一般廃棄物も含みます。
再資源化率=再資源化量/廃棄物総排出量×100
廃棄物総排出量と再資源化率の推移 ★

化学物質管理
ツムラの取り組み
化学物質の使用量の把握、代替化をすすめています。その結果、PRTR制度(化学物質排出移動量届出制度)の対象物質は、アセトニトリルと塩化第二鉄のみとなりました。 アセトニトリルは原料生薬から製品に至るまでの品質試験における溶媒として使用しています。また、塩化第二鉄は排水処理施設で凝集剤として使用しています。
2020年度 PRTR制度届出対象物質の排出量・移動量 (t)
化学物質名 | 取扱量 | 排出量 | 移動量 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
大気 | 公共用水域 | 土壌 | 埋立処分 | 下水道 | 当該事業所外 | |||
茨城工場 ・ 研究地区 |
アセトニトリル | 2.2(2.2) | 0(0) | 0(0) | 0(0) | 0(0) | 0(0) | 2.2(2.2) |
塩化第二鉄 | 233.7(205.5) | 0(0) | 0(0) | 0(0) | 0(0) | 0(0) | 0.0(0.0) | |
静岡工場 | アセトニトリル | 0.7(0.7) | 0(0) | 0(0) | 0(0) | 0(0) | 0(0) | 0.7(0.7) |
石岡センター | アセトニトリル | 0.5(0.0) | 0(0) | 0(0) | 0(0) | 0(0) | 0(0) | 0.5(0.0) |
上海津村 | アセトニトリル | 0.1(0.4) | 0(0) | 0(0) | 0(0) | 0(0) | 0(0) | 0.1(0.4) |
深圳津村 | アセトニトリル | 0.8(0.9) | 0(0) | 0(0) | 0(0) | 0(0) | 0(0) | 0.8(0.9) |
( )内は前年度分です
大気汚染防止
ツムラの取り組み
生産拠点では、大気汚染の防止のために、関連法規制を遵守するだけでなく、厳しい自主基準値を設定し、それに基づく管理を行っています。
大気汚染物質排出量 (t)
対象物質 | 事業所名 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 |
---|---|---|---|---|---|---|
NOX | ツムラ | 27.32 | 19.86 | 16.37 | 17.09 | 24.79 |
ロジテムツムラ | 3.23 | 3.20 | 3.43 | 3.20 | 3.22 | |
夕張ツムラ | 0.46 | 0.60 | 0.62 | 0.72 | 0.73 | |
深圳ツムラ | 0.21 | 0.20 | 0.47 | 0.17 | 0.15 | |
ラオツムラ | 0.59 | 1.14 | 1.07 | 1.41 | 1.33 | |
合計 | 31.81 | 25.01 | 21.95 | 22.59 | 30.22 |
車両からのNOXも含みます
SOX | ツムラ | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 |
ばいじん | ツムラ | 0.11 | 0.09 | 0.07 | 0.08 | 0.12 |
第三者検証報告書
ツムラグループの環境パフォーマンスデータに関して、算出・集計方法の合理性と正確性について、 独立した立場から意見をいただくため日本化学キューエイ株式会社による第三者検証を受けました。
第三者検証の概要
検証対象
① スコープ1および2:エネルギー使用量および温室効果ガス排出量(一部「その他ガス」を含む)
②
スコープ3カテゴリー4:輸送量(トンキロ)に基づくCO2排出量、エネルギー使用量
②-1(対象)原料、製品、中間製品など
②-2(対象)有価物(茨城工場・静岡工場のみ)
③
スコープ3カテゴリー5
(対象)産業廃棄物の輸送量(トンキロ)に基づくエネルギー使用量およびCO2排出量
④ 水使用量(取水量)、排水量
⑤ 廃棄物排出量、有価物量、再資源化率
検証事業所(10拠点)
ⅰ) 茨城工場、静岡工場:検証対象 ①、②-2、③、④、⑤
ⅱ) 研究地区、石岡センター、㈱夕張ツムラ:検証対象 ①、④、⑤
ⅲ) 上海津村製薬有限公司、深圳津村薬業有限公司、LAO TSUMURA CO.,LTD(LAOツムラ):検証対象 ①、④、⑤
ⅳ) ㈱ロジテムツムラ:検証対象 ②-1、③
ⅴ) ツムラ本社:検証対象 全体の集計、エネルギー使用量および温室効果ガス排出量の計算
第三者検証報告書
